自覚があるかは不明

結婚してすぐ長女を授かりました。

私は、20代半ば、しかも付き合って1年足らずで結婚したこともあり

すぐには子どもを作りたくなかった。

当時、旦那は就職したばかりだったし、まずは貯金をしないと・・・。

それは、旦那にも言ってあった。

結婚が決まってから、旦那と休みを合わせるために、パートに転職した私。

面接の時にも、「お子さんの予定は?」との質問に、

「貯金をしたいので、3年は作らない予定です!」と力いっぱい答えたというのに・・・。

半年くらいで妊娠させられた。

あえて言います。「させられた」と。

子どもはまだ欲しくない、という私の気持ちは無視されたから。

 

今ならわかる。

旦那は、私を自由にさせたくなかったんだと。

自立できないようにさせたかったんだと。

子どもが出来たら仕事を辞め、

子どもの為に家にいてほしい。

そう言うことで、自分は「家族想いの夫」だと思い込んでいたようでしたが

少しでも自分が蔑ろにされていると感じると、

「誰のおかげでメシが食えると思ってるんだ」

「誰のおかげでラクできてると思ってるんだ」

となります。

 

蔑ろにされていると『感じる』というところがポイントです。

決して、だれも旦那を蔑ろになんてしていません。

そりゃ、21時過ぎに帰ってくる旦那の世話は後回しになることも多かったです。

今でいうワンオペ育児だったもの。

それも、子どもは3人。下二人は年子。

小学生になってからは週に3~4回の習い事の送り迎えがそれぞれあったし

具合が悪ければ病院に連れていく、元気なら遊びにつれていく、

ご飯食べさせて、お風呂に入れさせて、宿題させて・・・

 

本物の家族想いの旦那さんだったら、

家の前に車を停めてタバコ吸いながら1時間以上テレビを見ていたり

スマホでゲームしたりする時間があったら

少しでも早く、子どもが寝てしまう前に家に入って

「おかえりなさい」って言ってほしくないですかね?

「おやすみ」って言ってあげたくないですかね?

子どもと一緒にお風呂に入って、話をしたくないですかね?

 

おっと脱線。

 

旦那が家に入って来たときに食卓にご飯が並んでいない、

一緒に夕飯を食べてくれない、

子どもたちが起きて待っていない、

・・・これが蔑ろにされているということらしいんですけど。

うん、そこだけ聞いたらそうかもしれないけど。

 

あと2時間くらい早く帰ってこれる旦那さんだったら、

その状態ならそういわれても仕方ないかもしれないけど。

子ども達の生活を、旦那の時間に合わせるべきだった?

本物の家族想いの旦那さんは、自分が合わせるよね。

夜は仕事の都合上しょうがないかもしれないけど

早起きして朝ご飯をみんなで一緒に食べるとか

自分の仕事が休みの時にどもが帰ってきてから公園で一緒に遊ぶとか・・・

そういうことは一切しなかった。

 

でも、自分は「家族想いの旦那」と本気で思っている。

自分以外の人からは「家族想いの旦那」と思われて当然である、と思っている。

家族がそう思えるかどうかということは考えていない。

それを自覚しているかどうかは、不明。